LNGの供給は、まず世界各国のガス田において地下から天然ガスを採取するところから始まります。採取された天然ガスは、不純物(硫黄化合物、二酸化炭素、水分など)を除去するための処理を受け、良質な天然ガスとなります。
純化された天然ガスは、大規模な液化プラントで約-160℃まで冷却されて液化されます。この液化工程により、天然ガスの体積は約1/600に縮小され、輸送や貯蔵が効率的におこなえるようになります。
液化された天然ガスは、専用のLNG船に積み込まれ、日本まで輸送されます。LNG船は、特別に設計された断熱性の高いタンクを備えており、液化状態を維持したまま長距離輸送をおこなうことが可能です。
LNG船が指定された桟橋に接岸し、専用の受入設備を通じて、液体状態でタンクに送液されます。この際、温度・圧力が適正かリアルタイムで計測をおこない、システムが安全に稼働していることをチェックしています。
LNGは約-160℃のまま断熱性の高い特殊な構造の貯蔵タンクで貯蔵・保管されます。LNGを受入後、貯蔵タンクに送液し、ガス化プロセスに備えます。タンク内の温度・圧力・液位などを常に監視し、異常があれば迅速に対応します。
知多エル・エヌ・ジーでは、容量8万m³の地上式タンクを6基、16万m³の地下式タンクを1基保有しています。
貯蔵されたLNGは、ポンプにより気化設備に送液し、海水で温め、再び気体の天然ガスに戻されます。気化工程では、適正な温度や圧力となるように安全かつ効率的にガス化することが求められます。気化された天然ガスは、供給先の要求に応じた成分調整や圧力調整が行われます。ガスの組成を分析し、規格に適合させたうえでパイプラインに送ります。
送ガスは、圧力調整や流量管理を行い、安定的なガス供給を確保します。送ガスを安全かつ安定に行うためにセンサーを活用し、ガス漏れや圧力及び流量変動をリアルタイムで監視し、火力発電所へ供給されます。
火力発電所では、知多エル・エヌ・ジーから送ガスした天然ガスを燃料としてガスタービンやボイラーで使用し、電力を生産します。電力は各工場や家庭など最終利用者へと送電されます。日々の生活に欠かせないエネルギーとして、安定供給を実現しています。
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