LNGは天然ガスを-162℃まで冷却して液化したものです。世界の産出地での液化により、天然ガスの体積は約1/600に縮小します。知多エル・エヌ・ジーに運ばれたLNGは、専用の設備で気化したガスを火力発電所へ送ります。日本国内の発電電力の60%以上を占める火力発電所において、化石燃料の中でもLNGは最も多く使用され、日本の安定した電力供給に欠かせないものとなっています。
LNGは供給国が多様で、カタール、オーストラリア、アメリカなど複数の国に分散しており、中東への依存度が高い石油と比べて世界情勢、地政学的リスク、需要動向の影響を受けにくい資源です。また、長期契約(20年以上が一般的)が多く、価格や供給が安定しやすいのも特徴です。
さらに、液化によって体積を縮小することで、LNGタンカー(船舶)を利用して世界中に供給できるため、輸送の自由度が高く、島国である日本はさまざまな国から輸入することができます。そして天然ガスの埋蔵量は石油よりも多く、可採年数も長いため、将来的な供給の安定性も確保されているエネルギーなのです。
LNGは、天然ガスを-162度まで冷却して液化した燃料です。体積が1/600に縮小されるため、大量輸送や貯蔵が容易な資源です。LNGタンカー(船舶)で輸送され、着桟後は基地タンクに貯蔵されます。LNGを海水で気化させることで元の気体状態に戻し、火力発電所で発電用燃料として使用されます。気化した天然ガスは空気より軽く、万が一漏れても拡散しやすいため、爆発や火災のリスクが低く、安全性が高いのが特徴です。
LNGは燃焼時のCO₂排出量が石炭の約50%、石油より約30%も少ないエネルギーです。また、硫黄酸化物(SOx)を排出しないため、酸性雨や大気汚染の抑制にも繋がっています。さらに、窒素酸化物(NOx)や微粒子状物質(PM)の排出量も少なく、近年問題となっている都市部の大気汚染に及ぼす影響が少ないなど、環境負荷を低減できるエネルギーなのです。
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